kosaka1118のブログ

健康な家造りと暮らしのブログです。

大地震から10年がたって思う事・・

健康な家造りと暮らしでおなじみの小坂です。




3.11 私が生きている間で


一番大きな地震ではないか?


しかも、地震の揺れより


津波への恐怖をまじまじと感じた地震


だった。




この記憶を風化させない為に


この時期になると


新聞を始め


テレビも地震の特集が多くなる。




家造りでも、耐震性能の強化


地震保険加入の進め


地震保証を手厚く・・・


など、色々なPRをしてお客様を誘導しているが




本当にお客様の事を考えているのか


疑問を感じる・・


最近も、耐震等級3を取得している


住宅は、工事金額まで100%保証をする!


というサービスを進められた。


つまり、被災しても建替えができるわけです。




確かに耐震等級3は、頑丈だ!


建物が被災しても軽微な損壊で済むでしょう。


わざわざ、建替えるまでの資金は


必要ないかもしれない。


ハウスメーカーも保険会社とタイアップして


独自の保証システムをPRしているが




私がもっとも気になるのは・・


保証期間が10年という事です。




耐震等級3を取得していても


10年間しか保証しない?それってどう?


住宅ローンは、35年間


25年間はどうなるの?


多分、今のほとんどの建築物は・・


構造体が呼吸できないので、10年以上したら


構造体が弱くなるのでは?


と私は大変に危惧しております。




そりゃー10年間はぴんぴんしていると


思いますよ。




しかし、残りの25年間で地震がきたら・・


大事なのはすべての期間ではないのか?




なんの保証もないわけ・・




だったら・・もっと丈夫で安心な建物を


つくり、35年間暮らした方がいいでしょう。


ちなみに、私が進めるWBハウスは


構造材が呼吸しているので


いつまでも丈夫です。


そんな保証よりも


しっかりとした建物を造る事が先決ではないでしょうか!




又、地震不安について、独自の分析をしてみました。


地震での不安を8項目に分析。


建物倒壊・ケガ・ストレス・病気・生活の混乱


避難・余震・収入


地震で困るのは、その後の生活への不安


建物が無事でも修理は必要な部分はでてくる


ライフラインの復旧にも時間がかかる


地震後の食糧や水の確保が困る


暑さ・寒さの対策


避難生活での感染症対策


何より、その後の収入がどうなるのか?




など、課題は山積です。


家だけ丈夫くても、その家が原因でケガをして


しまうケースもあります。


つまり、私が言いたい事は・・・・




地震対策は総合的な備えが必要という事・・


・食料の備蓄・・建物を計画するときに家族分の


備蓄庫を造る。


・暮らしにおいては、ケガ防止の為、なるべく物を置かない


・被災時の暮らしも考え現金をプールしておく


被災時はキャッシュコーナーを紛失しても


最大で20万円までは現金を下ろせる。


・被災した場合の補助や制度を事前にしらべておく。


備えれる事は、山ほどある。




特に私が気になるのは、ある論文に書かれていた


被災後の心的ストレスです。


PTSD。特に大地震発生後、18か月後の発症率は87%


に上る。


又、うつの発症も増加する。


その原因となるのは、地震による肉体的損傷や


身内との死別・住まいの喪失・異様な場面の目撃


などさまざまです。


特に、近親者の損失や死別は大きなダメージになる。




家が耐震等級3で大丈夫?


ではなく、保証があるから・・


ではなく、日頃から家族の為に備えて置く事が


一番ではないでしょうか?


まだ、地震が起きないから・・


いつ起きるか解らないから・・


ではなく、出来る事から行動していきましょう。




自分の命・家族の命と生活を守る


第1歩になると思います。




私は家造りを通して、


暮らしという部分も総合的に安心・安全を


追求する事こそ・・




家を建ててよかった!と思って頂けるのではないか?


と思っております。


いざ、という時に焦らずに


備えてよかった!という行動をとりたいですよね。




今日はここまで読んで頂き


有難うございます。


今度、この地震などについて私がまとめた


動画を作りたいと思います。




今日はここまで読んで頂き


ありがとうございます。