快適性の本質とは
健康な家造りと暮らしでおなじみの小坂です。
今回は、住居医学について
少し書きたいと思います。
よく、家造りの広告などに書かれている
「快適性」
この快適という言葉は、何を差しているのか?
暖かい事なのか?
涼しい事なのか?
実は、この快適性?
が、トリックなのです。
人は、不快な事の裏返しが快適?
と考えがちです。
それが一番解りやすいから
しょうがないですが・・
本質はそうでしょうか?
人は、現在の暮らしの不満から快適性を求めがちです。
でも、その快適性は、ただの、涼しい・暖かい
から生まれているのでしょうか?
そこがポイント。
住居医学にはこうあります。
快適とか、安らぎは、生理的評価が困難な事だけではなく
その人の時間的ゆとり
精神的ゆとり
さらには、経済的ゆとり
などの個人的要素とも深く関わっている。
快適性とは、生理学的ストレスに関係なく
対象の持つ1/f揺らぎのように絶対的に定まった状態であり
それを受け入れるか
どうかは、各個人の時間的ゆとり
や経済的ゆとりに依存する。
いずれにしろ、快適さを感じる最小必要条件は
不快ストレスをゼロにする事とあります。
しかし、人間には対象のストレスも
必要とあります。
つまり、精神的にも、経済的にも、時間的にも
不快でない事・・
その前提で、環境の不快さをなくすことで
より快適性が増す。
住宅ローンが大変で
返済の為に仕事が忙しく
家でゆっくり過ごす時間がない
このような暮らしに快適性を感じる暇はないでしょう。
時間、精神・経済的・室内環境・・
すべてがバランスよく
いい状態が一番いいのではないでしょうか?
本当の快適性を実現できる
家造りの仕方
それこそが、重要と私は考えます。
明日は、簡単な電磁波対策について書きます。
今日はここまで読んで頂き
ありがとうございます。
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